【警戒標識】 2004年09月09日
上り急こう配あり・下り急勾配あり
急勾配の上り坂や下り坂を警戒する標識です。
標識には勾配が「○○%」と表示され、坂の勾配を示しています。・・・が、勾配の大きさを表す%の定義はご存知でしょうか。
この%(パーセント)という単位は、100メートル進んだら、何メートル上る(または下る)かを示すものです。10%の勾配とは、100メートル進むと10メートル上るような坂のことです。(ちなみに、これはかなりの急勾配です)
ちなみに、この計算でいくと100%の坂は傾きが45度となるのですが、なんとなく納得行かないのは私だけでしょうか? 100%の坂だったら90度の絶壁になってもらいたいものです。
また%(パーセント)という単位以外に、‰(パーミル)という単位もあります。こちらは1000メートル進んだら何メートル上るかという単位になっています。標識の場合は急勾配の坂を警戒するためなので、%(パーセント)を使いますが、急でない普通の道の勾配を表すには‰(パーミル)を使うこともあるようです。
例えば 1.5% = 15‰ となるように、小さな勾配を扱うときには、‰(パーミル)のほうが使いやすいという理由のようです。
投稿者 bathrobe : 2004年09月09日 00:18
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コメント
鉄道では勾配を表すとき、パーミルのほうを使うという原則があります。
投稿者 匿名さん : 2004年11月30日 14:54