偽装建物の「解体マニュアル」
2006年1月12日
国土交通省が偽装建物の「解体マニュアル」作りを進めている。耐震強度が偽装されたマンションやホテルの解体・検証のために、警視庁などの合同捜査本部が要請したとのこと。
警察には建物を解体した経験はない。建物に数え切れないほどある柱や梁をどのように検査をすれば良いのか、警察には経験が無い。そこで、建物を隅々まで検査するのではなく、検証のポイントとなる柱や梁(はり)などの検査の重点ポイントをマニュアル化する。建物の一部を抜き出して強度などを調べる「コア抜き」など、手抜き工事摘発のためのテクニックなども盛り込む予定。