ヒューザー・姉歯 マンション耐震強度偽装問題

2005/12/9
自民党森派はヒューザーなどから政治献金計660万円を受領しており、これを返還したと発表。
献金を受け取ったのは、森派の政治団体「清和政策研究会」。

2005/12/22
木村建設から野公成・元官房副長官（自民）と園田博之・自民党政調副会長（自民）、小林興起・元財務副大臣（新党日本）が少なくとも計６５２万円の献金を受けていたことが発覚。このうち上野氏と園田氏の事務所は「全額を返金した」とのこと。

[上野元官房副長官]
日本ＥＲＩの鈴木崇英社長が昨年７月の参院選前に計400万円を献金。
献金を受けた団体：元政策秘書が会計責任者を務める「住宅計画懇話会」と「公成会」、資金管理団体「上成会」と自民党の「群馬県参院選挙区第２支部」

[園田政調副会長]
木村建設が政治資金パーティー券の購入費として計180万円を献金したとされている。
献金を受けた団体：園田政調副会長の資金管理団体「園田博之後援会」

[小林元財務副大臣]
ヒューザーから計７２万円の献金。
献金を受けた団体：自民党東京都10区支部（代表：小林氏）

2006/1/16
ヒューザーが販売したマンションの管理を、元国土庁長官の伊藤公介衆院議員の三男が経営する会社が請け負っていたことが分かった。会社名はフューチャービジネスネットワーク。この会社はヒューザーのマンション「グランドステージ大井町」の給湯設備の巡回や点検の業務を、管理組合と２万３１００円で契約したという。

2006/1/17
社団法人「日本住宅建設産業協会」に加盟する会社経営者約２０人が、自民党衆院議員の伊藤公介（元国土庁長官）に政治献金を毎年行っていたことが判明。この社団法人には、ヒューザーの小嶋社長らが加盟。また、社団法人に加盟する会社のうち、少なくとも2社は伊藤元長官の三男が代表取締役を務めるビル管理会社「フューチャービジネスネットワーク」に管理業務を発注していた。