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グランドステージ池上

名称:グランドステージ池上
強度:45%
所在地:東京都大田区池上5-3(地図
施工:松村組(下請けに木村建設)
設計:下河辺建築設計事務所
構造計算:姉歯建築事務所
建築確認:大田区
戸数:24戸

・98年7月に大田区が建築確認し、99年8月に完成したマンション。
・耐震強度偽装の一連の事件が発覚する原点となった。
・ヒューザーが構造計算書を自治体に提出していないのが一因となり、実際の耐震強度の算出や、改ざんの手口の解明が遅れている。
・姉歯元建築士の証言によると「木村建設の篠塚明・元東京支店長から鉄筋を減らせと圧力を受け、最初に偽装を行った」とのこと。
・確認書類の保存期限が過ぎており、大田区には構造計算書は残されていない。
・木村建設の元東京支店長から鉄筋を減らせといわれて、姉歯元建築士が偽装を始めたといわれる物件がこの「グランドステージ池上」。ただし、その後の調べで最初に偽装したのは川崎のマンションだったことが判明。


2005年12月22日
グランドステージ池上の耐震強度を確定するため、X線などによる「非破壊検査」に加え、建物の一部を削る「破壊検査」も行うことを決定。

2006/1/6
大田区がグランドステージ池上の実地調査を開始。依然として強度がはっきりしないため、建物自体を調べることにした。大田区は2月中旬にも強度を確定させたい意向。

2006/1/16
グランドステージ池上の破壊検査を開始。梁などを削る作業を始めた模様。今後は、壁をくりぬいてコンクリートの強度を調べる「コア抜き」も実施する予定。

2006年2月11日
東京都大田区は、グランドステージ池上の強度が45%であると発表。居住者に対して自主退去を勧告。

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「最初の物件」で偽装確認 都内4件、計93件に

 耐震強度偽装問題で国土交通省は11日、姉歯秀次元建築士が最初に構造計算
書を偽造したと証言した東京都大田区の「グランドステージ池上」など都内の
4件について、偽装を確認したと発表した。問題物件は18都府県の計93件とな
った。

 グランドステージ池上は、姉歯元建築士が12月の衆院国土交通委員会の証人
喚問で最初の偽装物件と証言した。

 ヒューザーが建築主で、木村建設が施工し1999年6月に完成。大田区は98年7
月に建築確認した。大田区は今年1月から建物の一部に穴を開けて鉄筋の太さ
を確認するなどして耐震強度を調べている。

First upload: 1月11日18時38分

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