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言質(げんち)

言質とは、後で証拠となる言葉。

人質(ひとじち)と意味が似ていることから「ことじち(言質)」と読むのは誤り。質を「ち」と読みづらいことから「げんしつ(言質)」とも読みがちであるが、これも誤りとされている。

■関連リンク

国語辞典
広辞苑

■言質が使われる文面(サイトの記事より引用)

http://www.amy.hi-ho.ne.jp/yumeminomachi/q1-yume.html
今回の値下げ措置でもっとも既購入者を怒らせているのは、『公団は値下げしない』との言質にもかかわらず、突然前言をひるがえし、値下げを強行したことにあります。

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04102301.htm
日米牛肉協議、日本が若い牛の輸入再開に言質―法的貿易ルールが必要だ
「全ての月齢の牛から特定危険部位を除去するということ」は、まったく問題にならないままに、輸入再開の言質を与えたことになる。

http://noz.hp.infoseek.co.jp/diary/20030401.html
言質は比較的新しい語で、明治のころは「ことばじち(言葉質)」と言うのが普通だった。それが大正ごろから「言質」と書いてゲンチと読むようになった。「質」には、もともと「チ」という音があるが、質をチと読む語は非常に少なく、一般人にはなじみがなかった。それなのに、言質をわざわざゲンチと読むようになったのは、当時の教養人の仕業と推測される。

http://www.janjan.jp/world/0508/0508231346/1.php
国際的な人権擁護団体であるヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は新しい意見書で、「送還される囚人は拷問されないという外交上の言質に頼る各国は、送還先で囚人が拷問されないと愚直に信じているか、知っていて隠そうとしているかのどちらかだ」と非難した。

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