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SSH2

ssh2.shell:// ssh2.exec:// ssh2.tunnel:// ssh2.sftp:// ssh2.scp:// PHP 4.3.0 以降(PECL)

このラッパーはデフォルトでは有効になっていません: ssh2.*:// ラッパーを使用するには、 PECL から SSH2 拡張モジュールを インストールする必要があります。

ssh2 ラッパーでは、URL のホスト部分に接続リソースを渡すことで既にオープン している接続を再利用することが可能です。

例 M-3. アクティブな接続からストリームをオープンする

<?php
$session
= ssh2_connect('example.com', 22);
ssh2_auth_pubkey_file($session, 'username', '/home/username/.ssh/id_rsa.pub',
                                            
'/home/username/.ssh/id_rsa', 'secret');
$stream = fopen("ssh2.tunnel://$session/remote.example.com:1234", 'r');
?>

表 M-8. ラッパーの概要

属性ssh2.shellssh2.execssh2.tunnelssh2.sftpssh2.scp
allow_url_fopen で制約されるYesYesYesYesYes
読み込み許可YesYesYesYesYes
書き込み許可YesYesYesYesNo
追加許可NoNoNoYes(サーバがサポートしている場合)No
同時読み書き許可YesYesYesYesNo
stat() のサポートNoNoNoYesNo
unlink() のサポートNoNoNoYesNo
rename() のサポートNoNoNoYesNo
mkdir() のサポートNoNoNoYesNo
rmdir() のサポートNoNoNoYesNo

表 M-9. コンテキストオプション

名前使用法デフォルト
session再利用する接続済みの ssh2 リソース 
sftp再利用する割り当て済みの sftp リソース 
methodsKey exchange, hostkey, cipher, compression, および MAC methods 
callbacks  
username接続するユーザ名 
passwordパスワード認証に使用するパスワード 
pubkey_file認証に使用する公開鍵ファイル 
privkey_file認証に使用する秘密鍵ファイル 
env設定する環境変数の連想配列 
termpty を割り当てる際の端末エミュレート方式 
term_widthpty を割り当てる際の端末の幅 
term_heightpty を割り当てる際の端末の高さ 
term_unitsterm_width および term_height の単位SSH2_TERM_UNIT_CHARS