filenameで指定されたファイルに ついての統計情報を取得します。 filename がシンボリックリンクの場合、 シンボリックリンクではなくファイルの実体の統計情報が返されます。 lstat() はシンボリックリンクの統計情報を返すという違いを除いて stat() と等価です。
stat() はエラーの場合 FALSE を返し、かつ warning を発行します。
ファイルの統計情報を、以下の要素を持つ配列として返します。 ゼロベース(添え字は数値)の配列に加えて、 各パラメータ毎の連想配列としてもアクセスできます。 これは PHP 4.0.6 以上で使用できます。
表 1. stat() と fstat()の 結果のフォーマット
数値 | 連想 (PHP 4.0.6 以上) | 説明 |
---|---|---|
0 | dev | デバイス番号 |
1 | ino | inode 番号 |
2 | mode | inode プロテクトモード |
3 | nlink | リンク数 |
4 | uid | 所有者のユーザ ID |
5 | gid | 所有者のグループ ID |
6 | rdev | inode デバイス の場合、デバイスの種類(*) |
7 | size | バイト単位のサイズ |
8 | atime | 最終アクセス時間 (Unix タイムスタンプ) |
9 | mtime | 最終修正時間 (Unix タイムスタンプ) |
10 | ctime | 最終 inode 変更時間 (Unix タイムスタンプ) |
11 | blksize | ファイル IO のブロックサイズ(*) |
12 | blocks | ブロックの確保数 |
注意: この関数の結果は キャッシュされます。詳細は、clearstatcache() を参照してください。
ティップ: PHP 5.0.0 以降、この関数は、 何らかの URL ラッパーと組合せて使用することができます。 どのラッパーが stat() ファミリーをサポートしているか のリストについては、付録M を参照してください。
lstat()、 fstat()、 filemtime()、 filegroup() も参照してください。