stream_socket_enable_crypto
(PHP 5 >= 5.1.0RC1)
stream_socket_enable_crypto --
接続済みのソケットについて暗号化の on/off を切り替える
説明
mixed
stream_socket_enable_crypto ( resource stream, bool enable [, int crypto_type [, resource session_stream]] )
crypto_type パラメータを指定してコールすると、
stream_socket_enable_crypto() は
指定した方法でストリームの暗号化を設定します。
crypto_type に使用可能な値
STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv2_CLIENT
STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv3_CLIENT
STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv23_CLIENT
STREAM_CRYPTO_METHOD_TLS_CLIENT
STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv2_SERVER
STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv3_SERVER
STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv23_SERVER
STREAM_CRYPTO_METHOD_TLS_SERVER
暗号化設定が確立されると、それ以降は
enable パラメータに TRUE あるいは FALSE
を指定することで暗号化の on/off を動的に切り替えられます。
既に確立されている暗号化ストリームの設定をもとにする場合は、
ストリームのリソース変数を 4 番目のパラメータに指定します。
成功した場合に TRUE、ネゴシエーションに失敗した場合に FALSE、
十分なデータがないために再試行が必要な場合(非ブロックモード時のみ)
に 0 を返します。
例 1. stream_socket_enable_crypto() の例
<?php $fp = stream_socket_client("tcp://myproto.example.com:31337", $errno, $errstr, 30); if (!$fp) { die("接続できません: $errstr ($errno)"); } /* ログイン時の暗号化を有効にします */ stream_socket_enable_crypto($fp, true, STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv23_CLIENT); fwrite($fp, "USER god\r\n"); fwrite($fp, "PASS secret\r\n"); /* それ以外では暗号化を無効にします */ stream_socket_enable_crypto($fp, false); while ($motd = fgets($fp)) { echo $motd; } fclose($fp); ?>
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参照CV, OpenSSL 関数 および
付録O