dbx_query() は、成功した場合に オブジェクトあるいは 1、失敗した場合に 0 を返します。 結果オブジェクトが返されるのは、sql_statement で指定されたクエリが結果セットを生成する場合(例: SELECT クエリ。結果が 0 件の場合も含む)のみです。
flags パラメータは、返される情報の量を制御する ために使用されます。以下の定数の組み合わせを、論理 OR 演算子 (|) で連結したものとなります。DBX_COLNAMES_* フラグは php.ini の dbx.colnames_case 設定を上書きします。
これは常に設定され、結果に 2 次元配列 の data プロパティを含めます。たとえば data[2][3] では 2 が行番号 (レコード番号)を表し、3 がカラム番号 (フィールド番号)を表します。最初の行やカラムの番号は 0 です。
DBX_RESULT_ASSOC が指定された場合、返される オブジェクトには DBX_RESULT_INFO に関連する 情報が(指定していなくても)含まれます。
カラムに関する情報、つまりフィールド名とフィールドの型を含めます。
返されるオブジェクトの data プロパティの キーとして、関連するカラム名の値がアクセスされます。
関連付けられた結果は数値添字となっているので、 data[0][0] を変更すると data[0]['最初のカラムのフィールド名'] も同様に 変更されます。
このフラグは data プロパティを作成せず、 rows プロパティの初期値を 0 に設定します。 結果セットが大きくなる場合にこのフラグを使用し、 dbx_fetch_row() を使用して結果を 1 行ごとに 取得してください。
dbx_fetch_row() 関数は、このクエリで設定した フラグの内容を反映じた行を返します。また、この関数がコールされる たびに rows が更新されます。
返されるカラム名の大文字小文字を変更しません。
返されるカラム名を大文字に変更します。
返されるカラム名を小文字に変更します。
DBX_RESULT_INDEX
DBX_RESULT_INDEX | DBX_RESULT_INFO
DBX_RESULT_INDEX | DBX_RESULT_INFO | DBX_RESULT_ASSOC - flags を指定しなかった場合、これがデフォルトです。
返されるobject は、flags の設定により 4 つまたは 5 つのプロパティを保持します。
接続したデータベースの有効なハンドルで、モジュール専用関数で (必要ならば)使用されます。
これらは、それぞれカラム数(フィールド数)および行数(レコード数) を表します。
flags パラメータに DBX_RESULT_INFO あるいは DBX_RESULT_ASSOC が指定されている場合のみ 返されます。2 次元の配列で、2 つのキー(name および type)を持ち、カラムの情報を取得するために 使用します。
このプロパティには結果のデータが含まれます。flags の設定によってはこのデータはカラム名と関連付けられているでしょう。 DBX_RESULT_ASSOC が設定されていた場合、 $result->data[2]["field_name"] のように使用可能です。
注意: モジュール毎のドキュメントも参照ください。
Oracle データベースでは、クエリ結果のカラム名は小文字で返されます。
dbx_escape_string()、 dbx_fetch_row() および dbx_connect() も参照ください。