php.iniでallow_url_fopenを有効にした場合、 ファイル名をパラメータとする関数の多くで HTTP および FTP のURL を使用することができます。加えて、include(), include_once(), require(), require_once() 命令でURLを使用することができます。 PHPがサポートしているプロトコルに関する詳細は 付録Mを参照してください。
注意: PHP 4.0.3以前のバージョンにおいては、URLラッパーを使用するために、 configureオプション --enable-url-fopen-wrapper を使用してPHPをconfigureを行なう必要があります。
注意: PHP 4.3未満のWindows版PHPは次の関数については リモートファイルアクセスをサポートしてません: include(), include_once(), require(), require_once(), そして参照LX, イメージ関数(image)拡張によるimagecreatefromXXX関数。
例えば、リモートWebサーバーにファイルをオープンし、データを出力、デー タベースクエリーに使用するか、単にWebサイトのスタイルに合わせて出力 を行うことが可能です。
(正しいアクセス権限を有するユーザとして接続した場合には) FTPサーバにファイルを書き込むこともできます。 この方法では、新規ファイルを作成することのみができます。 既存のファイルを上書きしようとした場合には、 fopen()の処理は失敗します。
'anonymous'以外のユーザーで接続を行う場合、URLの中で 'ftp://user:password@ftp.example.com/path/to/file' のように ユーザー名(そして多分パスワードも)指定する必要があります。 (Basic認証を要求された際にHTTP経由でファイルをアクセスする場合と 同じ種類の構文を使用することができます。)