このモジュールにより、ZIP 圧縮されたアーカイブとその内部のファイルを 透過的に読み込むことが可能となります。
このモジュールは、Guido Draheim により作成されたライブラリ ZZIPlib の関数を使用します。 ZZIPlib バージョン >= 0.10.6 が必要です。
PECL パッケージのバージョン 1.1.0 以降では、 外部パッケージを必要としなくなりました。また、書き込み (作成および変更) モードが提供されるようになりました。 新しい機能はまだドキュメント化されていないので、 パッケージに含まれる例を参照ください。
ZZIPlib は ZIP の圧縮アルゴリズムの完全な実装で提供される関数の サブセットであり、ZIP ファイルアーカイブの読込みのみができることに 注意してください。このライブラリで読み込まれる ZIP ファイルアーカイブを 作成するには、通常の ZIP ユーティリティが必要です。
この PECL 拡張 モジュールは PHP にバンドルされていません。 この PECL 拡張モジュールをインストールする方法は、 マニュアルの PECL 拡張モジュールのインストール という章にあります。 新規リリース・ダウンロード・ソースファイル・管理者情報・CHANGELOG といった関連する情報については、次の場所にあります。 http://pecl.php.net/package/zip.
PHP 4 の場合、この PECL 拡張モジュール のソースは、PHP のソースの ext/ ディレクトリ、または 上の PECL リンクで入手可能です。 Zipサポートを有効にするには、PHPのコンパイル時にconfigureのオプションに --with-zip[=DIR] を指定してコンパイルする必要があります。
Windowsユーザは、php.ini の中でphp_zip.dll を有効にすることにより、これらの関数を PHP 4 の場合、この DLL は PHP の Windows ダウンロードバイナリの extensions/ ディレクトリ にあります。 この PECL 拡張モジュール の DLL を PHP ダウンロード ページ または http://snaps.php.net/ からダウンロードできます。
注意: Zipサポートは、PHP 4.1.0以前は実験的なものでした。この拡張モジュー ルは、PHP 4.1.0以降に存在するZIP拡張モジュールを反映しています。
設定ディレクティブは定義されていません。
リソース型は定義されていません。
定数は定義されていません。
以下の例は、ZIP ファイルアーカイブをオープンし、そのアーカイブの中の 各ファイルを読み込んで、その内容を出力するものです。この例で使用されている test2.php アーカイブは、ZZIPlib ソース配布に含まれるテスト用のアーカイブの一つです。