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CLXVII. xdiff 関数

導入

xdiff 拡張モジュールは、テキストファイルおよびバイナリファイルに対しての パッチの作成および適用を行います。

要件

xdiff を使用するには libxdiff がインストールされている必要があります。 これは libxdiff のホームページ http://www.xmailserver.org/xdiff-lib.html で取得可能です。

注意: memory_limit を考慮してこれらの関数を使用するには、すくなくとも libxdiff 0.7 が必要です。

インストール手順

xdiff は、現在は PECL http://pecl.php.net/package/xdiff から取得可能です。

*nix-like システムを使用しており PEAR が使用可能な場合は、pear インストーラを使用して xdiff 拡張モジュールを インストールすることが可能です。そのためには以下のコマンドを使用します。 pear -v install xdiff

tar.gz パッケージをダウンロードし、xdiff を手動でインストールすることも 常に可能です。

例 1. xdiff の手動インストール

gunzip xdiff-xxx.tgz
tar -xvf xdiff-xxx.tar
cd xdiff-xxx
phpize
./configure && make && make install

定義済み定数

以下の定数が定義されています。 この関数の拡張モジュールが PHP 組み込みでコンパイルされているか、 実行時に動的にロードされている場合のみ使用可能です。

XDIFF_PATCH_NORMAL (integer)

XDIFF_PATCH_REVERSE (integer)

目次
xdiff_file_diff_binary --  2 つのファイルのバイナリ diff を作成する
xdiff_file_diff --  2 つのファイルの unified diff を作成する
xdiff_file_merge3 --  3 つのファイルをひとつに統合する
xdiff_file_patch_binary --  ファイルにバイナリ diff 形式のパッチを適用する
xdiff_file_patch --  ファイルに unified diff 形式のパッチを適用する
xdiff_string_diff_binary --  2 つの文字列のバイナリ diff を作成する
xdiff_string_diff --  2 つの文字列の unified diff を作成する
xdiff_string_merge3 --  3 つの文字列をひとつに統合する
xdiff_string_patch_binary --  文字列にバイナリ diff 形式のパッチを適用する
xdiff_string_patch --  文字列に unified diff 形式のパッチを適用する