この拡張モジュールにより、以前は Signio として知られていた Verisign Payment Services (http://www.verisign.com/products-services/payment-processing/online-payment/payflow-pro/index.html) を使用してクレジットカードおよび他の金融トランザクションを 処理することが可能になります。
これらの関数を使用する場合、pfpro_init() および pfpro_cleanup() のコールを省略することが可能です。 これは、この拡張モジュールが必要に応じて自動的にこれらをコールする ためです。しかし、複数のトランザクションを処理し、ライブラリ全体を 意のままに制御したい場合には、これらの関数を利用することが可能です。 これら二つの関数コールの間に、pfpro_process() を 使用してトランザクションを何回でも行うことが可能です。
これらの関数は、PHP 4.0.2 で追加されました。
注意: これらの関数は、Verisign Payment Services へのリンクのみ提供します。 必要なパラメータの詳細については、Payflow Pro Developers Guide を 参照ください。
注意: この拡張モジュールは PECL レポジトリに移動 されており、以下のバージョン以降 PHP にバンドルされなくなっています。 PHP 5.1.0.
注意: この拡張モジュールは Windows 環境では利用できません。
使用するプラットフォーム用の適当な SDK が必要です。これは、登録後に manager interface から ダウンロードすることが可能です。
SDK をダウンロードした後、配布ファイルのディレクトリ lib からファイルをコピーする必要があります。 ヘッダファイル pfpro.h を /usr/local/include に、 ライブラリファイル libpfpro.so を /usr/local/lib にコピーして ください。
または、Verisign から取得した tarball をひとつの場所に展開し、 ビルド設定時に --with-pfpro[=DIR] オプションを指定してその場所を参照することも可能です。
注意: 上で示した例のパスの最後の部分、つまりここでは sunsparc は、Verisign SDK のビルド対象のアーキテクチャに依存します。
以下の関数は、PHP がオプション --with-pfpro[=DIR] を付けて コンパイルされている場合にのみ利用可能です。
警告 |
この拡張モジュールを OpenSSL 拡張モジュールあるいは ModSSL とともに使用することを考えている場合、--with-pfpro=shared,/usr/local を指定して、この拡張モジュールを共有モジュールとしてコンパイルする 必要があります。 |
php.ini の設定により動作が変化します。
表 1. Verisign Payflow Pro 設定オプション
名前 | デフォルト | 変更の可否 | 変更履歴 |
---|---|---|---|
pfpro.defaulthost/PFPRO_VERSION < 3 | "test.signio.com" | PHP_INI_ALL | |
pfpro.defaulthost | "test-payflow.verisign.com" | PHP_INI_ALL | PHP 4.0.2 以降で使用可能です。 |
pfpro.defaultport | "443" | PHP_INI_ALL | PHP 4.0.2 以降で使用可能です。 |
pfpro.defaulttimeout | "30" | PHP_INI_ALL | PHP 4.0.2 以降で使用可能です。 |
pfpro.proxyaddress | "" | PHP_INI_ALL | PHP 4.0.2 以降で使用可能です。 |
pfpro.proxyport | "" | PHP_INI_ALL | PHP 4.0.2 以降で使用可能です。 |
pfpro.proxylogon | "" | PHP_INI_ALL | PHP 4.0.2 以降で使用可能です。 |
pfpro.proxypassword | "" | PHP_INI_ALL | PHP 4.0.2 以降で使用可能です。 |
リソース型は定義されていません。
定数は定義されていません。