session_cache_limiter() は、カレントのキャッシュ リミッタの名前を返します。cache_limiterが 指定された場合、カレントのキャッシュリミッタは新しい値に変更され ます。
キャッシュリミッタは、クライアントに送信されるキャッシュ制御用の HTTPヘッダを制御します。これらのヘッダは、ページの内容をクライアントやプロキシがキャッシュ する規則を定義します。例えば、キャッシュリミッタを nocacheに設定した場合、クライアント/プロキシのキャッ シュは無効になります。しかし、publicの場合は、 キャッシュを許可します。privateと設定すること も可能で、この場合、プロキシがキャッシュすることは許可しませんが クライアントがキャッシュすることは許可されます。
privateモードにおいて、Expireヘッダがクライア ントに送信されます。これは、Mozillaのようないくつかのブラウザを混 乱させます。これを避けるには、 private_no_expireモードを使用してください。 このモードでは、Expireヘッダはクライアントに送信されません。
注意: private_no_expireは、PHP 4.2.0で追加されま した。
キャッシュリミッタは、リクエスト開始時に session.cache_limiterに保存されたデフォルト値 にリセットされます。つまり、各リクエスト毎に(アウトプットバッファー が無効な場合は、session_start()がコールされる 前に) session_cache_limiter()をコールする必要 があります。
session.cache_limiter 設定ディレクティブも参照してください。