MySQL サーバとの持続的な接続を確立します。
mysql_pconnect()は、 mysql_connect()とよく似た動作をしますが、 2 つの大きな違いがあります。
1 番目の違いとして、この関数は接続時にまず 同じホスト、ユーザ名、パスワードを有する(持続的)リンクが すでにオープンされていないかどうかを調べます。 それがみつかった場合、新規の接続をオープンする代わりに そのリンクの ID が返されます。
2 番目の違いは、スクリプトの実行が終了しても SQL サーバとの接続が 閉じられないということです。そのかわりに、将来再利用されるために リンクがオープンされたままとなります(mysql_close() は、mysql_pconnect() によって確立されたリンクを 閉じません)。
このため、この型のリンクは、'持続的(persistent)'であると言われます。
MySQL サーバ。"hostname:port" のようにポート番号を 指定することが可能で、localhost では ":/path/to/socket" のようにソケットへのパスを指定することも可能です。
PHP ディレクティブ mysql.default_host が指定されない場合(デフォルト)、 'localhost:3306' が使用されます。
ユーザ名。デフォルト値はサーバプロセスの所有ユーザ名です。
パスワード。デフォルト値は空のパスワードです。
パラメータ client_flags は、 以下の定数の組み合わせです: MYSQL_CLIENT_SSL、 MYSQL_CLIENT_COMPRESS、 MYSQL_CLIENT_IGNORE_SPACE または MYSQL_CLIENT_INTERACTIVE
注意: この接続方法は、モジュールバージョンの PHP でのみ使用可能であることに 注意しましょう。詳しい情報は 持続的 データベース接続 を参照ください。
警告 |
持続的接続を利用する場合、MySQL の同時接続数の制限をこえないように Apache や MySQL の設定を多少変更する必要があるかも知れません。 |
注意: 関数名の前に @ を追加すると、失敗した場合のエラーメッセージを抑制できます。