成功した場合はデコードされた MIME フィールドを、 デコード中にエラーが発生した場合は FALSE を返します。
mode は、iconv_mime_decode() が不正な形式の MIME ヘッダフィールドに遭遇した場合の 振る舞いを定義します。以下のビットマスクの組み合わせで指定が可能です。
表 1. iconv_mime_decode() で指定できるビットマスク
値 | 定数名 | 説明 |
---|---|---|
1 | ICONV_MIME_DECODE_STRICT | 指定すると、ヘッダは RFC2047 で定義されている標準に完全準拠する形式でデコードされます。 このオプションはデフォルトでは無効になっています。なぜなら、世の中には おかしなメールソフトが多く存在し、それらは規格に従わずに間違った MIME ヘッダを生成するからです。 |
2 | ICONV_MIME_DECODE_CONTINUE_ON_ERROR | 指定すると、iconv_mime_decode_headers() は文法的なエラーを無視し、デコード作業を継続します。 |
オプションの charset パラメータは、結果の 文字セットを指定します。指定されなかった場合は iconv.internal_charset が用いられます。
iconv_mime_decode_headers()、 mb_decode_mimeheader()、 imap_mime_header_decode()、 imap_base64() および imap_qprint() も参照ください。